レポート
2018.08.02

【イベントレポート】海の京都調査隊! 2日目

7月31日(火)・8月1日(水)の2日間開催された、海と日本プロジェクトin京都のオリジナルイベント「海の京都調査隊~海の京都の魅力を調査・発見せよ~」。
京都市の小学生20人が、海の京都調査隊員として海の京都エリアへ!
1日目は伊根町探検&京都の漁業の魚を守る取組みを学びました。今回は2日目の活動を報告いたします。

早起きして定置網漁体験へ!

  1. みんなで船に乗り込みます!わくわく!
  2. あげるのは一番右の小さな網
  3. 2隻で出航!網をあげていく船と魚を積む船です

1日目に定置網漁の仕組みや京都府の魚を守る取組みについて学んだ調査隊。2日目は早起きして、実際に定置網漁を体験しました。
朝3時半に起きたのでみんな眠いんだろうな~と思っていたらそんなことはなく、船を前にしてテンションが相当あがっていました。ライフジャケットを着用して、長靴と軍手を装備して、日の出を迎えていざ漁に出発!定置網が設置されている沖に向かいます。
定置網漁は、あらかじめ網を設置して魚を獲る漁です。大きな網が海中に沈められていますが、引き揚げるのは一番端の網。網目は端に行くにつれ細かくなっているので、小さな魚はそれまでに逃げられるという仕組みです。2隻で出航し、網を揚げていきます。

初めての漁に大興奮!

  1. 少し沖に出たところで揚網開始
  2. 網と同時に魚もたくさん揚がってきます
  3. 魚を積んで帰還!空もだいぶ明るくなりました

少し沖にでていよいよ揚網開始!網が揚がるにつれて見える魚の数も増えていきます。大きな魚はタモですくって他の水槽に移します。はじめて見る大量の魚に調査隊は大興奮!みんな網に近づきすぎて魚のうろこまみれに・・・。
魚を作業船に積んだらいよいよ漁港に戻ります。出航した時にはまだ少し暗かった空もかなり明るくなってきました。

イワシとイワシとイワシを仕分けるお仕事

  1. 大量のイワシ!これを選別していきます
  2. 全部同じに見えますがちょっと違う
  3. ウルメイワシは目がうるうる!

漁港に戻ったら荷捌き所で獲れた魚を選別していきます。大きな魚はそのまま売りに出されますが、イワシのような小さな魚はどうするのでしょうか。
ここで調査隊の出番!大量のイワシを種類ごとに選別していきます。すべて同じイワシじゃないの?と思うかもしれませんが、イワシにもマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなど様々な種類があります。1匹1匹顔や柄を見ながら仕分けていきます。

調査報告会後は琴引浜で冷たい海にバッシャーン!

  1. 1日目同様、班毎に話し合い後報告を行います
  2. 冷たい海にみんな大はしゃぎ!
  3. キレイな琴引浜も多くの人々の努力の賜物

漁業体験後は朝ごはんを食べて、京都の漁業についての調査報告会を実施。実際に漁を体験して、色々な循環を見つけました。1日目の報告の改善点なども踏まえ、2日目はどの班もさらに良い発表をしてくれました。
調査報告会が終わったら、鳴き砂で有名な琴引浜へ!冷たくてキレイな海でみんな大はしゃぎ!
とてもキレイな琴引浜ですが、それは地元の人々の努力の賜物。漂着ごみなどは地元の方々が拾い、琴引浜を守る活動が続けられています。このキレイな海をこれからも守り続けたいですね。

海の京都調査隊の調査は2日間で終了しましたが、京都市に戻った隊員たちは後日今回の発見をさらにまとめてレポートを作成します。レポートはまた後日ご紹介しますのでお楽しみに!

イベント詳細

イベント名海の京都調査隊~海の京都の魅力を調査・発見せよ~
参加人数20人
日程7月31日(火)・8月1日(水)
場所京都府伊根町・京丹後市
主催海と日本プロジェクトin京都実行委員会
協力海の京都DMO
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