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2018.08.31

【グルメ】キスのようでキスでない!オキギス

こんにちは!京都大好きライター、沢本ゆきです。
今年の夏は本当に暑いですね。まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、暦の上ではすでに秋!そろそろ秋の味覚を紹介していきたいと思います。
まずはキスのようでキスでない、今回は『オキギス』という魚のお話。

家庭料理の強い味方、オキギス!

  1. 青みがかった銀色の鱗が美しいオキギス
  2. 海の女王とも評されるシロギスはスズキ科の魚

オキギスとは、青みがかった銀色の鱗が美しい、体長15cmほどの小ぶりのお魚です。
シロギス(いわゆるキス)に似ていることから『ニギス』とも呼ばれていますが、分類上は全く違う種類のお魚です。シロギスはスズキ科の魚、ニギスはサケの仲間なんですって。不思議。
キスに似て…ますかね?
色からしてずいぶん違うように私には見えるんですけど、昔の人には似ているように見えたんですねぇ。
キスにしてみたら「ちょっと全然似てないんですけど~。似ギスとか呼ばれちゃって困る~。そもそもキスに似てるって言ってんのにギスって何よギスって~。まじ卍」って感じだったんでしょうか。
旬の時期には底引き網漁でたくさん水揚げされるので、お値段もお手頃なところが嬉しいですね。丹後・舞鶴では干物にしたりして秋の味覚の定番となっています。お味はあっさりの白身魚なので、煮付けやから揚げなどのコクをプラスするお料理がオススメです。練り物の材料としてもよくつかわれていて、新鮮なすり身を使った天ぷらやかまぼこは格別ですよ!
私はオキギスのすり身を使った揚げたての平天(さつま揚げのようなもの)をいただいたことがあるんですけど、ふわっふわでジューシーでとってもおいしかったです!ビールが欲しくなるお味!こういう地元でしか出会えない味に出会えた時って、ほんとに幸せ感じますよね。
食いしん坊の私はもっともっと色んなお味とご縁を結びたいと毎日願っております。

キスとギスギス……?

オキギスの分類を調べてみたら『ギス科ギス属』でした。ギス科ギス属って…めっちゃギスギスしてますやん(笑)。
キスに憧れてキスにはなれず、結果キスとギスギスした関係になってしまった切ないお魚…という設定が私の中で出来上がってしまいましたが、まったくそんな事実はございません。似てるって言われたけど、私はキスじゃない。私は私の人生を歩むわ!って強く生きてますから。がんばってオキギス。
他の地域では鮮魚として出回ることはあまりないオキギスですが、かまぼこや干物ならお土産にしてもばっちり!おうちに帰って、家族やお友達ともぜひ丹後・舞鶴のお味を楽しんでくださいね。

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