お知らせ
2018.10.10

【舞鶴】近畿百景第1位!展望スポット、五老スカイタワー

皆さんこんにちは!京都大好きライター、沢本ゆきです。
空は高く澄み、さわやかな風が気持ちいい季節になりました。今年の夏は暑さが厳しく、外でのレジャーは控えめにしていた方もいらっしゃったかもしれませんが、やっと街歩きや山登りも楽しめる気候になりましたね。今回は舞鶴湾の全景を上空から楽しめる展望スポット、五老スカイタワーをご紹介します。

秋晴れに映える京都の海!

  1. 舞鶴湾と舞鶴市内が一望できる五老スカイタワー
  2. 護衛艦「みょうこう」のこだわりのビーフカレー
  3. 海軍ゆかりの港めぐりも舞鶴での楽しみのひとつ!

舞鶴市のほぼ中央に位置する、標高301mの五老岳。その山頂にある五老ヶ岳公園の中に五老スカイタワーが建っています。海抜325mの展望室から見えるのは、360度の大パノラマ!舞鶴湾と、舞鶴市内の街並みが一望できるんです。
空の蒼と海の青、複雑に入り組んだリアス式海岸や、そこに浮かぶ緑の島々。五老岳から見える舞鶴湾の風景は、近畿百景第一位にも選ばれているんですよ。秋から冬にかけての季節には、雲海がよく見られるスポットとしても有名です。雲海は、湿度が高く気温が下がった翌朝、穏やかに晴れたタイミングで見られます。雲海に包まれた舞鶴湾は、いつもの目の覚めるような美しさとは別の、幻想的で夢の中に誘い込まれてしまいそうな魅力を持っています。
また、元旦には素晴らしい初日の出が拝めるということで大人気の場所です。元旦の五老スカイタワーは早朝6時からオープンしていますので、張り切って早起きしてみるのもいいですね。季節によって、また時間によっても姿を変える海や街並みの美しさは、とても私の言葉では語りつくせません!是非一度、実際に足を運んでみてください!

タワーの東側には、眺望を楽しみながらお食事ができるカフェが併設されています。カフェでいただくなら、まいづる海自カレーのひとつ『みょうこう』のビーフカレーがオススメ!実際基地で使用されている食器に盛り付けられたこだわりのカレーをお楽しみください。
ちなみに、海上自衛隊の名物がどうしてカレーなのかというと…いえ、これを話し出すと長くなりそうなので、またの機会にしましょうね。こっち系の話は私、大の得意分野なんです(笑)。

『ごろう』がゴロゴロ

さて、そもそもなぜ『五老岳』という名前がついたのかというと、鎌倉時代に書かれた『沙石集』という仏教説話集の中に登場する、五郎という人物に由来すると言われています。もとは鎌倉の御家人だった五郎が丹後に移り住み、水軍を作った際、湾の見張り場所であった五老岳が『五郎』の名で呼ばれ、後に『五郎』が『五老』へと変化したと伝えられています。
ちなみに飛騨山脈には『野口五郎岳』なる山がありますが、某歌手の方はそこから芸名を取ったんだとか。他にも、黒部の五郎岳や、長野の五郎山など全国には『ごろう』と名のつく山がたくさんあります。その由来の一つには、巨石がゴロゴロしているからごろう山になったという説があって、昔の人がわりとフィーリングで名づけをしていた様子が伺えますね。
というか、ただのダジャレやないかーい!(笑)
私の一番好きな五郎は、財前五郎です。

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