日本海に面した由良川の河口から大江山の山頂まで。距離約48キロ、標高差832メートルをカヤック、自転車、登山と、人力だけで走破するイベント「由良川・大江山 SEA TO SUMMIT(しーとぅーさみっと) 2017」が、9月30日(土)・10月1日(日)にかけて開催されました。
海、里、山を移動するなかで、人と自然とのかかわり方を改めて見直そうという大会コンセプトと、初日に開催された環境シンポジウムの模様をお伝えする前編。「まずは環境について考え、翌日の本大会でいい汗を流しながら自然に親しんでほしい」とSEA TO SUMMIT連絡協議会の辰野理事長は話します。
海からの水蒸気が雨となり、山から川へ流れ、再び海へと還っていく。水の流れをたどるルートで、自然の循環に想いをめぐらす環境スポーツイベント。大会本番の模様は、後編でご紹介します。
(この内容は、2017年11月8日(水)にKBS京都「おやかまっさん」で放送されました。)