海の仕事では必須のロープワーク(ロープの結び方)。ロープには様々な結び方があり、覚えておくと日常生活でも役立つことがあります。一人で学ぶにはなかなか難しいですが、この体験では”ロープワークのプロ”ともいえる漁師さんが結び方をレクチャーしてくれます。
地元の漁師さんからロープワークを教わったあとは、このロープワーク体験で学んだ結び方の応用として、ビン玉の網掛け体験(ビン玉に編んだ縄をかけていく作業)ができます。
ビン玉は浮き玉とも言われる、中が空洞のガラス玉に網をかけたものです。魚網を浮かせる目的や海上での目印として使用される漁具ですが、現在では漁具として用いられることは少なくなり、その役割はプラスチック製のブイなどに取って代わられています(海でよく見るオレンジ色の丸い玉などがそうです)。漁具としてはほとんど使用されなくなったものの、その見た目のおしゃれさから照明やオブジェとして使用されることもしばしば。海辺の町のお店の軒先などでもよく見かけますよね。
この体験で使用するのは、昔ながらのガラス製のビン玉。そのビン玉に網掛けしていきましょう。漁師さんが実際に網の修繕作業をする際に使用する「あんばり(編み針)」を使って編み上げていきます。出来上がったビン玉はお持ち帰りいただけますので、そのまま飾ったり、リメイクしたりして楽しんでください。