京丹後市の絶景といえば、ユネスコ世界ジオパークに認定された山陰海岸ジオパークの地質遺産がのこる海岸線。海岸線上にはあちこちに絶景スポットがあり、ドライブやツーリング、ロングライドなど人気のコースになっています。前回は数々の絶景スポットの中から「立岩」、「屏風岩」、「袖志の棚田(そでしのたなだ)」をご紹介しましたが、丹後半島の海岸線には他にも見応えのあるスポットがたくさん!というわけで、今回はその他の絶景スポットをご紹介します。
前回に引き続き今回もいくつか京丹後市の絶景スポットをご紹介しましたが、他にも素敵な絶景スポットはまだまだたくさんあります。みなさんもぜひ、あちこちの絶景スポットを巡ってお気に入りの絶景スポットを見つけてください。
京都の灯台といえばこの灯台、「経ヶ岬(きょうがみさき)灯台」!
経ヶ岬灯台は、一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施するプロジェクト「恋する灯台プロジェクト」の認定灯台にもなっている灯台で、丹後半島の最北端、海抜148mの断崖に建つ白亜の灯台です。1898年に設置され、2008年には近代化産業遺産(きんだいかさんぎょういさん)にも指定されています。
第1等フレネルレンズを使用した第一等灯台で、このレンズはなんと高さ約2.8m、直径約1.8m、重さ約5トンの非常に大きな物だそうです。現在では国内5ヶ所の灯台にしか残っていない希少なレンズだそう。
展望台の駐車場からは、袖志の棚田(そでしのたなだ)や日本海にそそり立つ断崖絶壁、そこに作られたハヤブサの巣などの絶景スポットを望むことができ、天気の良い日には、多くのカメラマンがレンズを構えています。
「丹後松島」は、丹後半島の海岸線の一部で、京都自然200選にも選ばれている景勝地。小さな島々が点々と連なっている様子が「松島や ああ松島や 松島や」の句でおなじみの宮城県の松島と似ていることから、「丹後松島」と呼ばれるようになったそうです。鮮やかな青い海に浮かぶ島に生えた緑の松のコントラストが美しく、朝日と夕日の撮影スポットとしても人気です。
「城嶋(しろしま)公園」は丹後町間人(たいざ)の西端に隣接する周囲約4kmほどの小島で、その名の通り島内は公園になっています。かつてこの辺りを治めていた武将の城がこの島にあったことから「城嶋」と呼ばれるようになったそう。島の北岸、西岸には、広い波食台の岩場が広がっており、城島から東の間人港付近まで続いています。島内を一周する遊歩道が整備されているため、本格的な磯釣りやファミリーの磯遊びも楽しめるスポットです。