全世界的に【stay home】が叫ばれ、自宅待機が余儀なくされている中、前回の記事では海と日本PROJECT in 京都でも【#おうちで海活】にチャレンジすべく、”海を感じられる手作りせっけん”を作ってみました!
が、中に入れるちょうどいいフィギュアがないよ!という方にも楽しんでもらえるように、中身も全部せっけんバージョンを作ってみました。
海の生き物ではありませんが、京都の川に生息し、京都水族館でも人気のオオサンショウウオがいる川をイメージした、手洗いが楽しくなる手作りせっけん、ぜひおうちで作ってみてくださいね。
では、早速せっけん作りに挑戦!基本的な流れは前回と同じですが、今回は中に入れるものを自分で作ります。まずは材料を用意しましょう。
【用意するもの】
・タッパーなどの耐熱容器(3つあると便利です!)
・せっけん用の型(今回は型から外しやすいようにカップケーキ用のアルミカップを使いました)
・食用色素(青色のほか、赤色、黄色)
・グリセリンソープ(作りたい大きさに合わせて量を調整してください)
・混ぜる用の割り箸、マドラーなど
今回は、せっけんの中に入れるマスコットを自分で作ってみました。海から遠い京都の内陸部のみなさんにもお馴染み、京都の川の生き物、オオサンショウウオにチャレンジです。
オオサンショウウオは、国の特別天然記念物にも指定されている世界最大級の両生類です。綺麗な川に生息し、お馴染みの鴨川にもすんでいるんですよ!
①まずはグリセリンソープを細かく切っていきましょう。グリセリンソープは柔らかいので下敷きや定規で切ることもできます。
※ナイフなどの刃物を使う場合は、必ず大人の人と一緒に使いましょう。
②細かく切れたら3つに分けます。2層に別れたせっけんの下の青い部分と透明の分になります。そして中に入れるオオサンショウウオを作る分です。今回は青色部分(4分の1)、透明部分(4分の2)、オオサンショウウオ用(4分の1)くらいで分けました。
③青色部分に使うせっけんを耐熱容器に入れ、電子レンジで温めます。(600W、20秒くらい)電子レンジによって差があるので、沸騰してしまわないように様子を見ながら溶かしていきましょう。
④溶けたら青色の食用色素を少し入れて、割り箸などで混ぜて溶かしていきます。色素が混ざったら、型に流し込み固まるのを待ちます。これが土台部分になります。
⑤土台が固まるのを待つ間に、オオサンショウウオを作ります。オオサンショウウオ用のせっけんを溶かし、青、赤、黄の食用色素を混ぜ溶かし、型に流し込み固まるのを待ちます。
⑥⑤で作ったせっけんが固まったら型から外します。
⑦オオサンショウウオ用のせっけんに、オオサンショウウオの形を爪楊枝などで描き、切り出していきます。固まってすぐであれば柔らかいので爪楊枝で簡単に削っていくことができます。
⑧④で作った土台部分に、切り出したオオサンショウウオを置き、残りのグリセリンソープを溶かし、そっと型に流し込みます。透明のグリセリンソープが熱すぎると、土台部分と作ったオオサンショウウオが溶けてしまうので加熱しすぎないように注意しましょう。
⑨透明部分も固まったら、型から外していきます。
⑧型から外したら、周りをカットして形を整えます。最後に水で流すと表面が綺麗になりますよ〜。
⑨完成!!!
完成したせっけんは、普通に使うことができます。中のオオサンショウウオもせっけんでできているので、最後まで使い切ることができますね。
使わない間はインテリアとして飾ってみてもかわいいかもしれません。グリセリンソープは湿気に弱いので、保存するときはラップなどでぴっちり包んでおきましょう。
今回は自分でオオサンショウウオの形に切り出してみましたが、ちょうど良い大きさや形のクッキー型などがあればもっと簡単に作ることができます。(オオサンショウウオの形はないかもしれませんが…。)お魚やヒトデの型を使って、ぜひ川や海をイメージしたせっけん作りにチャレンジしてみてくださいね!
(刃物や火を使う時は、必ず大人の人と一緒に使いましょう。)