全世界的に【stay home】が叫ばれ、自宅待機が余儀なくされている中、日本財団「海と日本プロジェクト」では、今は行きたくても行けない、「海」を身近に感じてもらえるように、自宅にいながら楽しく学べる、スペシャル企画が用意されています。自宅で海を感じられる企画がたくさんあるのでぜひチェックしてみてください。
海と日本PROJECT in 京都でも【#おうちで海活】として様々な”海を感じられる”工作に挑戦中!
前回は貝殻を使ったアロマキャンドル作りをご紹介しましたが、ちょうど良い貝殻がない!という方にもぴったりの”海色アロマキャンドル”を作ってみました。貝殻キャンドルよりちょっと難しいですが、貝殻がおうちになくても作れちゃいます!(刃物や火を使用する際は、必ず大人の人と一緒に使いましょう。)
今回のキャンドル作りには貝殻は使わないので、代わりに透明のビンを使います。おうちにある空きビンを使ってみましょう。今回は口の狭いビンを使用しましたが、口の広いビンの方が作りやすくおすすめです。
【用意するもの】
・好きな空きビン
・ロウソク適量(一般的な白いものでOKです)
・アロマオイル(香りづけに使うのでなくても大丈夫)
・ロウソクを溶かす用の空き缶など
・ロウソクを湯せんで溶かす用の鍋
・わりばし
・アルミカップなどの耐熱カップ(今回は4色のグラデーション用に4つ使用しました)
・青いクレヨン(少しだけ削って使用します)
さらに、ここでポイントとなるのはクレヨン!キャンドルにはクレヨンで色がつけられるんです。海をイメージしたキャンドルなので青いクレヨンを準備しましょう。それでは早速作ってみます。
①まずは空き缶にロウソクを入れ、湯せんで溶かします。この時に軽く折って入れておくと溶けやすいので折っておきましょう。(芯は折らなくても大丈夫です。)
②ロウが溶けてきたら、わりばしで芯だけ取り出しておきます。これを再度芯として使用します。
③用意したアルミカップに削ったクレヨンを入れます。少しの量で色がつくので爪楊枝などで少しずつ削りましょう。今回は A:濃い青、B:普通の青、C:薄い青、D:ほぼ白に近い青 になるように、4つのカップに削ったクレヨンを入れました。
④4つのカップに溶けたロウを流し込み、割り箸でかき混ぜ色をつけていきます。乾いたらカップから外しましょう。この時、最後に流し込んでいく用に、白い(色をつけていない)ロウを缶に残しておいてください。このロウにはアロマオイルを混ぜておきます。
⑤色をつけたロウを細かく砕くか、ナイフなどで細かく切ってチップ状にしていきます。ロウは硬いので、大人の人にやってもらいましょう。
⑥ビンの一番下にA:濃い色のロウのチップを入れ、それが全て埋まるくらいに白いロウを流し込みます。固まる前に次にB:濃い色のチップを入れ、また白いロウを流し込みます。一番下の色が固まる前に、②で取り出した芯を差し込みます。割る前の割り箸に芯を挟んで固定しておくと良いですよ。
⑦⑥の作業をこれをCとDでも繰り返し、一番上には白いロウだけになるようにしていきます。ロウやビンはかなり熱くなるので、やけどに十分注意しましょう。
⑧ロウが固まったら完成!!
貝殻を使わずに海を感じられる”海色キャンドル”が完成しました。使うクレヨンの色を変えるとまた違ったイメージのキャンドルになります。
貝殻がおうちにないよという人も、ぜひ色々なビンを使って作ってみてくださいね。もちろん火の取り扱いには十分注意しましょう!