皆さんこんにちは!京都大好きライター、沢本ゆきです!
丹後の海では、初夏のスルメイカ。夏のシロイカ。秋はアオリイカ。冬はヤリイカと、四季折々のイカが獲れます。
今回は今がおいしい、スルメイカのお話。
日本人にとってイカはかなり身近な食材ですよね。私も大好きです!
丹後では芝イカとも呼ばれているスルメイカ。この時期は柔らかくて、とってもおいしいんですよ。店頭でも手に入りやすいし、色々な調理法で楽しめていいですね。
イカにはたんぱく質やビタミンアミノ酸などがバランスよく含まれていますが、特に嬉しい栄養素がタウリン。疲労回復に効果があることはみなさんご存知ですよね。暑くなってきて体力を消耗するこの時期、積極的に摂取したい栄養素です。また、胆汁の分泌を促し、肝臓の中性脂肪の排出を助けてくれるそうです。
新鮮なものをお刺身にしていただくのもいいし、天ぷらも最高です。ただ、イカの天ぷらを自宅で揚げる時には相当の覚悟がいりますねぇ、丁寧に下処理したつもりでも、絶対途中でバアアン!! って油飛び跳ねまくって大惨事になるのは私だけでしょうか?
まあ懲りずに何度でも挑戦してるんですけどね。今では、はねてくる油を避けるスキルの方が上達しました。はねない方法をご存知の方がいらっしゃったら教えて欲しい……。
お祭りの屋台で売っている焼きイカに憧れたことってありませんか?
丸ごとイカの堂々としたフォルム、遠くからでも漂ってくる香ばしい醤油の風味……でも子供の頃には、わたあめや金魚すくいなんかの方が魅力的だったし、小さい時は焼きイカを屋台で食べたことはありませんでした。大人の味って感じ。
その後、大きくなってから初デートでお祭りに行った時、焼きイカの屋台を見つけて「食べたい!」と思ったんですけど、冷静に考えたら初デートでイカ焼きほおばる女の子ってどうよ…?
いや、わかってます。好きなもの食べたらよろしいやん!ってのは分かってます。しかし初デートですよ。お互い着慣れない浴衣、初々しい会話、はにかんだ笑顔、片手に焼きイカ……イカ?
いやいやいや、やっぱりそこはかき氷とかカラフルなドリンクとか、その辺りでお願いしたい。いたいけな少女だった私には、あの場で焼きイカをオーダーすることがどうしてもできませんでした。
え、今ですか?なんの気兼ねもなく、ビール片手に焼きイカむしゃむしゃしますよね。だっておいしいんだもの^^