レポート
2021.08.14

【イベントレポート】子どもたちが京都の海の恵み・豊かさについて学ぶ! 「海の京都調査隊」~サバから京都の海を調査せよ!~

海と日本プロジェクトin京都実行委員会は、海から遠い内陸部に住む京都の子どもたちが、海の恵み・豊かさを学ぶことを目的として、2021年7月28日(水)~29日(木)にオリジナルイベント「海の京都調査隊~サバから京都の海を調査せよ!~」を開催しました!
このイベントでは、その昔、鯖街道から新鮮な魚介類が運ばれ、京都の食文化を支えてきた歴史を学ぶことをきっかけに、現在の京都の海がどのような現状でどんな課題があるのかなどを調査しました。
また、イベント2日目は同じサバをテーマにイベントを実施している、海と日本プロジェクトin長野実行委員会の子どもたちと、福井県小浜市で合流し、それぞれの学びを発表し合う学習発表会も実施。京都府産のサバと長野の味噌を使った「オリジナルサバ缶」も開発しました!

日本三景「天橋立」がある京都府宮津市で京都の海を体感し、その現状を学ぶ!

  1. シーカヤック体験で京都の海を楽しみました♪
  2. 海洋調査船「平安丸」に乗船!
  3. 海水の塩分濃度を調査しています!

1日目は、京都の海を全身で感じてもらうアクティビティを実施!その後、京都府海洋センター協力の元、京都の海で獲れる海産物の特徴や課題などを調査しました。体験学習では、より深く京都の海を知る為に、海洋調査船「平安丸」に乗船し、海の塩分濃度や海水の透明度調査などを実施しました。子どもたちは、普段触れることが少ない京都の海を肌で感じ、そこで起きている海の変化に興味津々でした♪

京都の食文化のはじまりとなる鯖街道を調査!

  1. 鯖街道の起点を調査!
  2. その昔、どうやってサバは運ばれたのか!?
  3. 新鮮なサバは三日三晩かけて京都まで運ばれていました。

2日目は、御食国若狭おばま食文化館(福井県小浜市)を訪れ、その昔、京都にサバをはじめとする新鮮な魚たちが運ばれ、食文化が発展してきた歴史を調査しました!
また、その発着点にも訪れ、鯖街道のルーツを肌で感じ、自分たちが住む京都の内陸部にも昔から海が身近にあったことを実感しました。

京都をはじめ、海の生き物たちの海を守るためにできることとは!?

  1. 京都・長野の子どもたちによる総合学習発表会!
  2. 緊張しながらもしっかり発表してくれました!
  3. サバ缶のパッケージイラストを制作中!

海と日本プロジェクトin長野実行委員会協力の元、同じくサバをテーマに学習をしてきた長野の子どもたちと合流!『これからもたくさんの魚が生きやすい海を守るために』自分たちがいま何ができるのかを考え、各エリアの学びの成果を発表し合いました。その中で、「稚魚は獲れても逃がしたり、そのまま育てたりする」「ゴミはしっかり分別をして捨てる」「買い物時はエコバッグを使う」などの様々な意見があがり、普段海が身近ではない子どもたちが、自分たちの一つ一つの行動が海に繋がっていることを学びました。
最後に、共同でオリジナルサバ缶のパッケージと商品名称を考案。子どもたちの想いが詰まったサバ缶は今秋(発売未定)の発売を目指しています。

イベント詳細

イベント名「海の京都調査隊」~サバから京都の海を調査せよ!~
参加人数小学校5~6年生 22名
日程2021年7月28日(水)~29日(木)
場所京都府宮津市、福井県小浜市
主催海と日本プロジェクトin京都実行委員会
協力京都文教短期大学付属小学校、京都府海洋センター、福井県小浜漁港、福井缶詰、海と日本プロジェクトin長野実行委員会
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