レポート
2017.08.28

「僕らは海の報道記者」~③回収されたカキ殻はどうなるの?編~

阿蘇海で大量に発生したカキの殻は、大学生のボランティアを中心とするみなさんによって撤去されていることがわかりました。しかし、回収された大量のカキ殻はその後どうなるのでしょうか?
実は回収されたカキ殻は、畑の肥料として宮津市や与謝野町の農園などで再利用されています。カキ殻を肥料として使用している天橋立ワイナリーの藤原専務にお話を伺いました。

カキ殻の再利用

  1. 天橋立ワイナリーのぶどう畑にはカキ殻がまかれています
  2. ぶどう畑の前には大量のカキ殻の山が
  3. ぶどうの木と木の間にカキ殻がまかれています

カキ殻には、カルシウムやミネラルなどの栄養分が含まれています。これを畑にまくと、この栄養分がじわじわと土に染み込んで畑の土がいい土になっていくのだそう。また、殻を土の中に入れることで、水の通り道ができて畑の水はけも良くなるんだとか。
さらに、カキ殻の栄養分を吸収して、ぶどうの風味が豊かになり、ワインの味が変わっていくことも今後予想されるとのことです。参加した子ども達がお酒を飲めるようになるころには、カキの栄養豊かなワインを味わうことができるかもしれませんね。

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■「僕らは海の報道記者」~①阿蘇海では何が起こっているの?編~
■「僕らは海の報道記者」~②阿蘇海をキレイにする取り組み!編~

イベント詳細

イベント名海と日本プロジェクトバスツアー「僕らは海の報道記者」
参加人数25人
日程2017年8月26日(土)
場所天橋立周辺
主催海と日本プロジェクトin京都実行委員会
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