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環境スポーツイベント「由良川・大江山 SEA TO SUMMIT 2017」~後編~

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海から里を経て山を登り、ゴールをめざす「由良川・大江山 SEA TO SUMMIT 2017」を取材。前編では、2日間に渡るイベントの初日に行われた環境シンポジウムや、自然を体感してほしいという主催者の想いに迫りました。引き続き後編では、大会本番の様子をお伝えします。

海・里・山をステージに、繰り広げられるレース

  1. カヤックから競技はスタート
  2. 里の風景を目にしながら自転車で疾走
  3. 頂上をめざして山道を行く

9月30日(土)から10月1日(日)にかけて、京都府中丹地域で開催された「由良川・大江山 SEA TO SUMMIT 2017」。2日目の大会は、海・里・山の3ステージで繰り広げられました。海のステージはカヤックで約5km、里のステージは自転車で約36km。そこからさらに山のステージが約7km。総距離約48km高低差832mのコースに、300人が挑みました。それぞれのステージを分担するチーム参加も可能です。
参加者たちはまず、カヤックで沖合いまでの距離を往復します。水しぶきが上がったり、カヤックがひっくり返ったり。思わぬ展開に声をあげる人の姿も…。カヤックをクリアすると、素早く着替えて自転車にまたがります。いざ、福知山市大江山・酒呑童子の里へ。由良川沿いを自転車で駆け抜ける里のステージです。比較的平坦な道が続いた後、コースは徐々にのぼり坂から山道へと変わっていきます。タイムを競うレースではないものの、懸命に疾走する人、マイペースな人など、さまざまな参加者がいます。
大江山グリーンロッジで自転車を降りると、ここからは山のステージ。この地点で標高は約265mです。アップダウンの激しい険しい山道が続きますが、見事な山並みの向こうに宮津や舞鶴の街がひろがり、運がよければ雲海を見ることもできるそうです。

参加者たちが語る、この大会ならではの魅力

ゴールの大江山頂上・千丈ヶ嶽に、完走した参加者の喜びの声が響き渡ります。達成感にあふれる参加者たちにマイクを向けました。海・陸・山がすべてつながっていることを感じられるいいイベントだと思って参加したと話すのは、福井県からやってきた参加者。なかには、全国各地のこの大会に参加していて、なんと今回で27回目という島根県からの参加者もいます。各地でいろんな環境にふれ、今回もここにしかない川や山並みの景色を目にすることができてよかったと話します。

自然も人も、つながっていることを感じて

リピーターが多いことも大会の特徴と語るSEA TO SUMMIT連絡協議会の辰野理事長。一度参加するとハマって、また次も参加したくなるのだそうです。「スポーツの背景には必ず自然環境があって、人間もその一部であるということに気づいてほしい」。辰野理事長からは、そんな言葉も聞かれました。
時折苦しい表情を浮かべることがあっても笑顔にあふれ、楽しそうな参加者の様子が印象的だった大会。タイムを競うのではなく、達成感をみんなで共有できることが、各地から参加者が集まる理由なのかもしれません。海・里・山という自然のつながりとともに、人と人とのつながりも感じられるイベントでした。

 

この内容は、11月9日(木)にKBS京都「おやかまっさん」(11:00~11:55)で放送されました。
後日YouTubeにもアップ予定ですのでお楽しみに!

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