こんにちは!京都大好きライター、沢本ゆきです。
毎日暑い日が続いていますが、皆さんはしっかり食べていますか?暑さに負けて夏バテにならないように、お魚などの良質なたんぱく質をしっかり摂ることが大事ですよね。
舞鶴で獲れる夏のお魚、今回はちょっとお高いイメージのあるスズキのお話です。
スズキは、成長するにつれて名前を変える出世魚です。小さいものは『せいご』と呼ばれ、大きくなると『フッコ』『スズキ』と変わっていきますが、舞鶴では『フッコ』という呼び名は使わないそうです。出世魚は縁起の良い魚だということで、おめでたい席にもよく登場しますよね。冬に産卵を終えたらまた栄養を蓄え、夏においしくなってくるお魚です。皮に独特の風味があるので、皮ごと頂けるお料理の方が、よりスズキの良さを味わえると思います。
体長が大きくなる『ヒラスズキ』はやっぱり少しリッチなお値段ですが、その分とってもおいしいので、見かけたらぜひ召し上がってみてくださいね!
スズキの定番料理といえば、ムニエルや塩焼き。あとは、おしゃれにアクアパッツァとかいかがでしょう?
アクアパッツァ!(言いたいだけ)
私、アクアパッツァ作れるねん~なんて言ったらすごくお料理得意な人みたいじゃないですか。でも、実はシンプルなお料理だから誰でも作れます!皮のついたスズキをパリッと焼いて、水と白ワインで煮込むだけ。一緒に入れるトマトは、前回紹介した舞鶴のブランドトマトがいいですね!
ベーシックなイタリア料理を、ご家庭で。アクアパッツァ!(言いたいだけ)
私のスズキの思い出と言えば、若いころに行ったフレンチレストランで食べたポワレがおいしかったことかな~。当時お付き合いしていた殿方と、私の誕生日だからってことでちょっと奮発して行ったんです。よそいきを着て、きちんとお化粧してね。
お互い若かったから、普段はリーズナブルな所でしか食事したことがなかったし、ドキドキ感も相まって、うやうやしくお皿に乗せられたお料理がとっても美味しく感じたことを覚えています。ワインとかもいただいちゃったりしてすごくいい気分でした。
ただ不思議なのは…そのお食事代が、なぜか私のおごりだったんですよね。私の誕生日のお祝いのはずだったんですけどねぇ…あれ?
余談ですが、その時に食事をおごらされた殿方の苗字が『鈴木』でした。いや、日本で2番目に多いといわれる鈴木姓の人をディスってるわけじゃないですよ。人の誕生日にかこつけてスズキとワインをタダでいただいた、あの鈴木が許せないだけです!他のスズキさんたちごめんなさい!