日本海側屈指の港でもある舞鶴港。廻船問屋が栄える商港として、あるいは新鮮な魚介類があがる漁師町として、鎮守府が開庁された軍港として、戦後は引揚港としても有名です。舞鶴港は時代とともに多様な顔を見せながら、現在にいたっています。さらには最近では「舞鶴ウォーターフロント」として新たな魅力にも、注目が集まっています。明治時代には海軍の鎮守府が置かれ、軍港としても栄え、戦後のシベリア抑留等からの引揚の際にも、多くの船が舞鶴港に寄港しました。
そんな海軍ゆかりの舞鶴港を船でめぐるツアーが今年も開催されています。
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船は、心地よい潮風を感じながら、護衛艦や造船所など海軍にゆかりのあるスポットを海からめぐる約30分の満喫コースです。間近でみる海上自衛隊の艦艇は大迫力!近くで護衛艦が見たい!という方におすすめのコース。しかも!1日4便のうち2便は舞鶴水交会会員(海上自衛隊OB)の方が乗船し、ガイドをしてくれるという贅沢なコースです。
乗り場は、旧海軍舞鶴鎮守府の開庁以降、明治期から大正期にかけて建設された赤れんが建造物が並ぶ、舞鶴赤れんがパークの近く。赤れんがパークはドラマや映画のロケ地としても有名です。
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船はインターネットでの事前予約も可能!乗船できる人数に限りかありますので、確実に乗りたい場合は事前に予約しておくことをおすすめします。
遊覧船に乗りながら、様々な側面を持ち栄えてきた舞鶴港の歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
遊覧船は11月末までの土日祝とお盆のみの運航です。詳細はこちらをご覧ください。