「鮎(あゆ)」といえば、初夏の京都を代表する味覚の一つ。海から遠かった京都の中心部では、川魚や琵琶湖の魚を料理に使うことが多く、川魚料理が発達してきました。川魚の代表とも言える鮎ですが、実は海で育つ魚だという豆知識も。そんな鮎ですが、「鮎」と言う漢字の他に、「香魚」、「年魚」、「銀口魚」などの表記もあるそうです。
今回は、アユが香魚と言われる所以をご紹介しますね!みなさんは、新鮮な天然ものの鮎からはスイカの香りがすると言われていることは知っていますか?
とれたての鮎からはスイカのような爽やかな香りがすると言われています。スイカのような匂いという人もいれば、キュウリのような匂いと言う人もいるそうですが、どちらにせよ魚からスイカやキュウリの匂いがするなんてなかなか想像できないですよね。しかもこの香りはとれたての天然の鮎独自のものなのだとか。
一体なぜ鮎からスイカの匂いがするのでしょうか?その答えは鮎が食べているエサにあるようです。天然の鮎は川底の石についている苔を食べて成長しますが、この苔がスイカの匂いの元になっているのだとか。なので、エサを食べている場所や苔の種類によっても香りが変わってくるそうです。
「鮎」、「香魚」、「年魚」、「銀口魚」など、様々な漢字で表される鮎。今回は鮎が香魚と言われている所以をご紹介しました。日常でとれたての天然の鮎にお目にかかる機会はなかなかないですが、いつかスイカの香りを実際に嗅いでみたいですね。