宮津市のご当地グルメ「カレー焼きそば」をご存知でしょうか?その名の通りカレー味の焼きそばですが、汁気のないものから汁気たっぷりのものまで、お店によって味や見た目はさまざま!
12月17日(日)まで「宮津カレー焼きそば いっとく!?スタンプラリー2(つう)」が開催されています。今回は、このスタンプラリーに参加しているお店のカレー焼きそばをご紹介します。
戦後、台湾人の王(わん)さんという中華料理人が「平和軒」という名の店を宮津に開き、ラーメンとカレーと焼きそばを組み合わせたような個性的なヌードルを生み出しました。これこそが宮津カレー焼きそばの元祖だと伝えられています。
現在の宮津に平和軒の姿はありませんが、カレー焼きそばを提供しているお店は多くあります。王さんの味をリスペクトした品はもちろん、独自の個性あふれる品まで様々な見た目・味のカレー焼きそばを食べることができます。
王さんが生み出した新しいヌードルは、次代を超えて宮津の人々に愛され、宮津の人々のソウルフードとして愛されているのです。
新鮮な海の幸が食べられる『橋立海産センター 瑞松苑(ずいしょうえん)』。ここでもカレー焼きそばが提供されています。店主にとっても青春の思い出となっている平和軒の味を追求した逸品です。
『フード&リカー ヤノ』の新感覚のカレー焼きそばなんと、カレー焼きそばを宮津のいわしちくわ、イワシはんぺんで包み込んだフライ!!
宮津の海の幸とカレー焼きそばとのコラボをお楽しみください。
日本三景・天橋立の目の前にある『橋立大丸(はしだてだいまる)』のカレー焼きそばは、とろみスープにチーズが絡むまったりとした一品。天橋立探訪の前に腹ごしらえはいかがでしょうか。
『カフェ・レスト 絵梨奈』では、汁気のあるウェットとドライの2種類が提供されています。ウェットのカレースープを残しておいて、食後に白ご飯を投入する常連さんもいるのだとか。
『HAMAKAZE Cafe(はまかぜ かふぇ)』のカレー焼きそばは、宮津の浜に生まれたシーフードたっぷりの一品。道の駅「海の京都 宮津」内にあるので、車でも立ち寄りやすいですね。
『藤木食堂』のカレー焼きそばは、平和軒の影響を受けつつも全く違う一品に。ソースとカレーが奏でる独創的なハーモニーは40年間変わらない味です。
『民民(みんみん)宮津店』は中華料理店流のとろみのあるカレー焼きそばを提供。じっくり煮込んだ自家製焼き豚のタレとカレーパウダーなどが調合されています。
『コーヒーハウス軽食 越路』は昭和64年の開店時からカレー焼きそばを提供している純喫茶。看板ランチメニューのカレールーがベースとなっているのだとか。
『酒房 たむら』のカレーやきそばは、呑んだ〆にピッタリ!と思いきや食べたらまた呑みたくなってしまう汁気のないドライ系。
中華料理店ならではのつゆだくカレー焼きそばを提供しているのは『中華料理 豚珍館(とんちんかん)』。平和軒の味に迫るスパイシーバージョンも地元の人々に人気なのだとか。
ザ・定食屋の『お食事処 糸仲(いとなか)』では、先代より続く裏メニューが定番化。カレー焼きそばをご注文の際には、お品書きにならって”カレー味”とお声がけしてみては。
宮津には平和軒の味を追求したベーシックなカレー焼きそばはもちろん、中華風にアレンジされていたり地元のシーフードが使用されていたり、個性豊かなカレー焼きそばがたくさんあります。
スタンプラリーに参加して全店舗制覇した方には先着で商品が用意されていますので、ぜひ参加してみてください。スタンプラリーについての詳細はこちら。