【京丹後】丹後半島の絶景を味わおう③ | 海と日本PROJECT in 京都

京都の自然200選にも選ばれている「離湖（はなれこ）」は、網野町にある湖。周囲は約3.8kmで、京都府北部最大の淡水湖でありながら二級河川でもあります。湖畔には古墳や公園、ベンチもあるのでちょっとした散策にもぴったり。水中ではヘラブナやソウギョ、ワカサギなど多種多様な生態系が見られます。春には湖畔の桜が咲き誇り、さらに夜は提灯が灯され桜を彩る桜の名所でもあります。

国の天然記念物・名勝にも指定されている「琴引浜」は全長1.8kmにわたる白砂青松の景勝地。踏むと「キュッキュッ」と音がする「鳴砂」の浜として有名なビーチです。白くてキラキラした鳴砂と青い松のコントラストも見どころ！鳴砂はタバコの灰などが混入するとたちまち鳴かなくなることから、浜辺での喫煙は禁止されており、日本初の禁煙ビーチでもあります。この美しい浜を守るために、地域の方々が協力して清掃活動をされているそう。皆さんも訪れた際にはゴミの持ち帰りや禁煙を徹底して美しい景観と鳴砂を守りましょう。

「久美浜湾」は小天橋と呼ばれる砂州を挟んで日本海と隔てられた、周囲28㎞の潟湖。湾内ではカキの養殖が盛んで、穏やかな内海に広がるカキ棚を含む景観は京都府文化的景観にも指定されています。湾内にはカキの餌となるプランクトンが豊富なため、ここで獲れるカキは肉厚でプリプリ！名物「久美浜かき」として親しまれています。久美浜公園やかぶと山展望台が撮影スポットとしておすすめです。

前回に引き続き今回もいくつか京丹後市の絶景スポットをご紹介しましたが、他にも素敵な絶景スポットはまだまだたくさんあります。みなさんもぜひ、あちこちの絶景スポットを巡ってお気に入りの絶景スポットを見つけてください。