新型コロナウイルスの影響で、開設中止となる海水浴場もみられる中、伊根町にある2ヶ所の海水浴場の開設は今年は見送りとなりました。
なかなか外で遊べなかったこともあり海水浴場ではしゃぎたい気持ちは山々ですが、海水浴場が開設されていない海岸で勝手に海水浴等をしないように注意しましょう。
舟屋のイメージが強い伊根ですが、ビーチもあり毎年2ヶ所の海水浴場が開設されていました。残念ながら今年は開設されない2つの海水浴場を少しご紹介します。
本庄浜海水浴場は、日本最古の「うらしまたろう」伝説が伝わる浦嶋神社のすぐそばにある海水浴場。物語の中で登場する「常世(とこよ)の浜」はこの本庄浜海水浴場といわれています。伊根町の本庄地区には日本最古といわれる浦島太郎(浦嶋子)伝説が残っており、本庄浜にある浦嶋神社には浦島太郎が持ち帰ったといわれる玉手箱や浦嶋明神縁起絵巻が保管されています。
泊海水浴場は地元民にしか知られていない穴場ビーチとしても評判で、さながらプライベートビーチ気分を味わえる海水浴場。入り江状のため波も穏やかです。
残念ながら今年は伊根で海水浴を楽しむことはできませんが、この2つの海水浴場が来年は開設されることを祈って今年は我慢!
海水浴場が開設されていない海岸で遊泳したりすることは控えましょう。京都では、京丹後市の一部の海水浴場と宮津市の海水浴場が開設されます。海水浴場に行く際は、新型コロナ感染対策等のガイドラインやルールを守って海水浴を楽しみましょうね!