ムシムシと暑い日が続き、だんだんと夏の訪れを感じるようになりましたが、みなさま湿度に負けず元気にお過ごしでしょうか?
この季節になるとそうめんが食べたくなりますよね!という訳で、今回はそうめんを丹後地方の郷土料理・ばら寿司風にアレンジしてみました!
そうめんといえば夏の大定番!暑くてしんどい時にもスルスルっと食べれるところが魅力ですよね。ほぼ毎日そうめんになってしまう人もいるのではないでしょうか…。
そんなそうめんですが、みなさんどうやって食べていますか?何ものせずにめんつゆと麺だけでももちろん美味しいですが、ネギやショウガ、きゅうりやしいたけ、様々な薬味や具と一緒に食べるともっと美味しいですよね。特に夏は夏バテ予防の為にも、そうめんだけで食べるよりお肉や魚、野菜を一緒に食べて栄養をしっかり取ることが大切です。ばら寿司風そうめんなら、魚も卵も野菜もそうめんと一緒に食べられますよ。
丹後名物のばら寿司は、サバのおぼろを使うのが特徴的な郷土料理。丹後ではお祭りや祝い事など、人をもてなすハレの日にはかかせない家庭の味として受け継がれてきました。長方形の木で作った「まつぶた」に甘辛く炒ったサバのおぼろと寿司めしを重ね、錦糸卵、しいたけ、かまぼこ、紅しょうが等で彩りをそえます。サバのおぼろと聞くと作るのが難しそうに聞こえますが、サバ缶でも簡単にサバのおぼろが作れちゃうんです!
以前、京丹後市のホームページに載っているレシピを参考に、ばら寿司作りに挑戦しましたが、サバのおぼろがとっても美味しかったので、今回はそうめんにアレンジしました。
ばら寿司レシピの詳細はこちら。
今回もレシピを参考にサバ缶を使ってサバのおぼろを作りました。サバのおぼろには今ではサバ缶が使われることが多くなっていますが、昔は焼いたサバの骨を丁寧に抜き取り、それを細かくほぐして炒めて作っていたそうです。なんて便利なんでしょう、サバ缶。
トッピングには、錦糸卵、インゲン、かまぼこ、しいたけを準備しました。後はそうめんを茹でるだけ!酢飯の代わりにそうめんを使うので、かなり時短にもなりました。
麺が茹であがったら、氷水で冷やしてお皿に盛りましょう。そしてその上からトッピングをのせていきます。錦糸卵を全体にのせてから他のトッピングをちらしていくと見た目もばら寿司っぽくなりますよ〜。
全てのせ終わったらめんつゆをかけていただきま〜す!具沢山でお腹も大満足のばら寿司風そうめん、ぜひみなさんも作ってみてくださいね!