自然と向き合い、水辺の安全を守るライフセーバー。
事故を未然に防ぐ為に、監視や指導、おぼれた人の救助を行います。
また、子供たちに海の素晴らしさを体験してもらい、
海辺で安全に遊ぶための、知識を身につける「ジュニアライフセービング教室」も大切な活動の1つです。
僕も将来「ライフセーバー」になりたい。そんな夢を持った海のキッズサポーター
京都府宮津市の小学4年生 中村 海童(なかむら かいどう)君をご紹介します。
「僕が住んでいる京都府宮津市は、有名な天橋立のある町です。
綺麗な海や素敵な景色が、いっぱいあってとても大好きです。」と語る海童くん。
天橋立海水浴場、シーズンにはライフセーバーが常駐する安心・安全なビーチです。
そのビーチで監視活動を担っているのが「天橋立ライフセービングクラブ」。
京都でただ一つ活動するクラブです。京都府在住のメンバーは二人のみ、他府県在住のメンバーで成り立っています。
浜辺の監視活動も重要ですが、、子供たちに海の楽しさや素晴らしさを体験してもらい、
海辺で安全に遊ぶための、知識を身につける「ジュニアライフセービングプログラム」も
大切な活動の1つです。
なぜライフセーバーになりたいと思ったのですか?
「僕のお父さんとお母さんは、ライフセーバーです。ビーチで活動するお父さんとお母さんを見ていて、カッコイイと思ったからです。人を助けたり、ケガをしている人を助けたりする所、海をきれいにしたりするところが、カッコイイと思ったからです。誰でもライフセーバーになる事ができます。泳ぎが苦手でも、速く走れなくても、ライフセーバーになれると教えてもらいました。まだ今は、4年生だけど、中学生になったら資格を取って、お父さんとお母さんといっしょに、宮津の海で活動したいと思っています。僕がライフセーバーになるだけじゃなくて、ライフセービングの大切さをみんなに知ってもらうために活動していきたいと思います。」と熱く語ってくれました。
日本でのライフセービングは、ボランティアで行う社会活動です。
海に限らず川・湖・沼・プールなど水辺の救助、蘇生、応急処置、とくに一次救命
処置を行います。
そんなライフセーバーになるために、海童くんは練習や学習を頑張っています。
いざという時に、大切な人の命を守りたい。自分が強くなる事で、誰かの役にたちたい。
海童君の熱い思いが、全身から伝わってきます。
四方を海で囲まれた日本。美しい海は、大切な資源であり最高の遊び場です。
海には危険もありますが、素晴らしい魅力に溢れています。
水辺の安全を守るライフセーバーとして、京都の海で活躍する日を楽しみに…。
海のキッズサポーター、中村 海童君の夢 ライフセーバーへの挑戦は、続きます。