京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区)では、2023年8月8日まで、歴彩館で楽しむ「海の京都」と題して、歴彩館が誇る「海の京都」関連資料の特集コーナー、京都府北部7市町の観光パンフレット配架、海の京都DVD上映、など「海の京都」のいろいろな角度からの情報発信を行っています。
中でも、イラストレーター ジュジュタケシ氏のデザインによる京都府北部7市町 (福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)の観光誘致ポスターが1階の光庭前にまとめて掲示されているのは必見です。ぜひこの機会にご覧ください。
この夏は、「海の京都」をアカデミックに体験してみるのはいかかでしょうか?お子様の自由研究にもぴったりですよ。
「海の京都」資料紹介コーナー
行動制限なしの今年の夏、海に出かける方も多いと思います。そんな方に「海の京都」を知るきっかけになればと、歴彩館ならではの収集・所蔵してきた資料から選りすぐりの「海の京都」をご紹介。海についてはもちろん、歴史、神話や伝説、自然、漁業などの各分野を取り揃えています。
観光パンフレット
閲覧室の入り口には、福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町の各観光協会が趣向を凝らしたパンフレットが取り揃えてあります。こちらは持ち帰りもできますので旅行の検討資料にぜひご利用ください。
ジュジュタケシ氏のデザインの観光誘致ポスター
向かって左から「私市円山古墳公園・綾部市」「世界一の鬼瓦・福知山市」「赤れんがパーク・舞鶴市」「ちりめん街道・与謝野町」「伊根浦舟屋群・伊根町」「天橋立・宮津市」「夕日ヶ浦・京丹後市」。実際の風景と比べてみるのもいいかもしれませんね。
海の京都DVD上映
歴彩館は映像資料も取り揃えているので、上映会も開催します。
日時:7月27日(木)13時30分~14時50分 ※開場13:00
会場:京都府立京都学・歴彩館 小ホール
定員:70名(当日受付・無料)
内容:2016年に京都府が作成した映像「海の京都」(約55分)の上映等
「海の京都」(2016年、54分、京都府企画制作)
京都府7市町を7人のクリエーターたちが巡り各地の過去と今の魅力を再発見し未来へ繋ぐ
・伊根町 × 井浦新(俳優・写真家)
・京丹後市 × GONTITI(ミュージシャン)
・福知山市 × 茂山逸平(狂言師)
・綾部市 × 池坊専好(華道家)
・舞鶴市 × 日比野克彦(アーティスト)
・宮津市 × 北山一成(アートディレクター)
「海の京都」と呼ばれる京都府北部地区は海や自然がもたらす素晴らしい景観が魅力です。また、古くから栄えてきたことで自然と調和した暮らしや文化も育まれてきました。歴史深く神話や伝説が多いこともこの地区ならではです。小学生のみなさんにも、ぜひこの機会に一度足を運んでみて「海の京都」を身近に感じてほしいと思います。これから始まる夏休みの自由研究のテーマ選びにも最適ですよ。
こんなテーマで資料を探してみては?
・「海の京都」って?
・「歴史」を深堀り
・「自然 生物 景観」
・「天橋立」を極める
・「漁業」さかなたちといかなる関係を紡いできたのか。そして未来は
・「海のめぐみ」あれこれ
・「おはなし」・・神話や伝説、昔話
京都に関する資料の総合的な収集、保存、公開を50年以上にわたり担ってきた府立総合資料館が、京都の歴史・文化に関する研究支援や学習・交流の機能を加えて生まれ変わったのが「京都府立京都学・歴彩館」です。資料閲覧室のほかにも、交流スペースの京都学ラウンジ、自主研究に利用できる学習室、一息つけるほっとスペースなどもありますので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
開館時間:平日9時~21時(展示室、京都学ラウンジは18時まで) 土日9~17時
休館日:祝日、年末年始(12月28日~1月4日)、毎月第2水曜日、蔵書整理期間
〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1-29 TEL: 075-723-4831 FAX:075-791-9466