丹後半島では、古くからサバがよく獲れたことで、サバを使った料理が発達してきました。「へしこ」「焼きサバ」「鯖寿司」などはよく知られていますね。
「丹後ばらずし」もサバを使った郷土料理。サバを甘辛く煮つけておぼろ状にして使うことが特徴のちらしずしです。丹後地方では、現在でもお祭りやお祝い事といった家族の集まりでふるまわれるという定番料理で、その味は代々各家庭で受け継がれているということです。
そんな「丹後ばらずし」を京都市内でも、と提供してくれるのが前々回に紹介した「ちょっと丹後」です。
「ちょっと丹後」では月1回、丹後から直送で販売をしています。もちろん丹後産こしひかり使用のこだわりの一品です。天候の不安定な1月から3月は14:00以降、それ以外の月は10時から販売を開始するそうですが、今では提供する100個近くのほとんどが予約で売れてしまうそうです。当日手に入れるのは難しそうですので、どうしても食べたいという方は、ぜひ予約をしてくださいね。
また、ばらずし作りに挑戦してみたいという方もいらっしゃるでしょう。ポイントはサバのおぼろですよね。最近は地元でも缶詰のものを使うそうです。特大サイズのサバ缶が丹後地元のスーパーマーケットなどでは普通に売ってるそうですが京都市内ではあまり見かけませんね。
ご安心を。「ちょっと丹後」では扱ってます。あなたも、丹後ばらずし作りに挑戦してみては?
ちょっと丹後
京都市上京区大宮通今宮御旅所西入若宮横町110番地1
TEL 075-205-3450
月1回の「丹後ばらずし」の提供と同時に最近始めたのが「ぼた餅」。こちらも何かの行事がある時にかかせない定番ですよね。「ちょっと丹後」では、次の名物にということで、丹後のもち米、丹後の小豆を使った只今のいち押し商品だそうです。「ちょっと丹後」プロデュースのこだわり満載商品としてこれからも進化させるということですので、あんこ好きの皆さん!大ヒットする前にお早めにチェックを。