京都の海がある京都府北部は大きく京丹後エリア・伊根エリア・宮津エリア・舞鶴エリアに分けることができます。その中のエリアのひとつ舞鶴エリアはさらに舞鶴湾の西湾側を西舞鶴エリア、舞鶴湾の東湾側を東舞鶴エリアと分けて紹介されることが一般的です。
JR西舞鶴駅を中心とする西舞鶴エリアは江戸時代には田辺藩の城下町として舞鶴港や伊佐津川を中心に発展し、近代では商業都市として発展したところです。漁師町や城下町の風情を感じながらの西舞鶴めぐりのお役立ちおすすめスポットをご紹介します。
ありがとうはんなり食堂
舞鶴産はまちを使ったづけ丼がはんなり名物です。お刺身定食はその日の仕入れ具合によって旬の魚介類を提供してくれます。地元の方が日常的に通う人気店でもあり、定食が充実していることはもちろん、どんぶりあり、麺ありの昔ながらの食堂です。さらに一品料理にお酒も提供してくれますので、ハンドルキーパーに任せて一杯やることも可能です。
舞鶴市公文名228 0773-75-1900
道の駅舞鶴とれとれセンター
京都府で水揚げされる魚介類の8割が集まる市場がある舞鶴には、西日本最大級の海鮮市場と言われる舞鶴港とれとれセンターがあります。お土産だけでなくその場で提供してくれるお店もありますので新鮮でおいしい魚介類をお楽しみください。
舞鶴市字下福井905 0773-75-6125
舞鶴かき小屋 美味星(おいすたぁ)
冬は地元素潜り漁師さんが獲った天然の真ガキを目の前で蒸してくれます。この豪快なスタイルと漁師さん自らのおもてなしで評判のお店です。
舞鶴市字下安久 080-6166-1158
匂ケ崎公園
もともとは軍の砲台だったところを公園に整備された場所です。広い公園からは舞鶴湾が見渡せます。春は桜の名所として地元では愛されているスポットです。
吉原入江
西舞鶴湾は漁師町として今も多くの漁船が停泊しています。特に吉原入江と呼ばれる人工水路にはタイムスリップしたのでは?と思えるような風情が漂います。今では海外からもどこか懐かしいこの風景を写真に収めに人がやってくるそうです。
田辺城跡
戦国時代が好きな方たちには、細川幽斎が「籠城」で戦った城として有名です。城門は復元されたもので、今は舞鶴公園となっていて城門の2階には「田辺城資料館」があります。この一帯は田辺藩の城下町を起源として発展してきたところで、舞鶴とはもともと田辺城の別名「舞鶴(ぶかく)城」に由来するといわれています。
田辺城資料館 0773-76-7211