お知らせ
2022.08.22

【海遊び】海でなにする?番外編

京都では古くから海の食べ物が豊富にありました。
京都観光のお土産の代表格「ちりめん山椒」もその一つです。ちりめんじゃこを山椒と煮た、「ご飯のお供」美味しいですよ。

海で何する?番外編は、この「ちりめんじゃこ」を使った、遊びながら学べる楽しみ方をご紹介致します。

小さなお子さまから大人までが海気分を味わいながらおうちで楽しんでもらえる、その名も「チリメンモンスター」

ごはんにのせたり、大根おろしと一緒に食べる「ちりめんじゃこ」はイワシの幼魚をゆでて干したものですが、この「ちりめんじゃこ」の中に、イワシの幼魚以外の小さな生き物が混じっていた経験はありませんか。その小さな生き物こそが「チリメンモンスター」と名付けられているのです。そして、この「チリメンモンスター」(略してチリモン)を探すことを「チリモンさがし」といい、海の生き物の多様性や環境など遊びながら学ぶことができる楽しい体験だとして最近では自由研究にも大人気なのだそうです。

いろいろな海の生き物の子どもをさがそう

  1. エビやオキアミのなかま
  2. カニ
  3. イカやタコのなかま

「ちりめんじゃこ」を作るため、イワシやカタクチイワシの幼魚を捕獲しますが、捕獲する過程で一緒にタコやイカ、貝の仲間、エビやカニ、クラゲやヒトデなどの小さい生き物が同時に捕獲されるのだそうです。それが一緒に加工され「ちりめんじゃこ」として売られています。捕獲された時期や漁場によって、何が捕獲されいるかはわからないということですので、どんな生き物(チリモン)が見つかるのか楽しみながら探しましょう。自由研究として行うなら、いろいろな漁場のものを取り揃えて比べてみるのも面白いかもしれませんね。

「ちりめんじゃこ」は無選別のものを選ぶ

  1. スーパーで売っている「ちりめんじゃこ」にはモンスターがあまりいない可能性も
  2. 無選別の「ちりめんじゃこ」
  3. チリモンさがし用のものならモンスターがいっぱいいます

「チリモンさがし」をするに当たっては、「ちりめんじゃこ」が必要ですが、「ちりめんじゃこ」ならどんなものでもよいというわけではないようです。
スーパーなどで売っている「ちりめんじゃこ」は、製品にする過程で不純物として「チリモン」が取り除かれているものが多く、基本的には「チリモン」が入っていない商品という位置づけです。
「チリモンさがし」をする目的で「ちりめんじゃこ」を選ぶときは無選別として売っているものを選ぶほうが、「チリモン」に出会える確率は高くなるようです。「ちりめんじゃこ」がわき役というのも複雑な話ですね。

「チリモンさがし用のちりめんじゃこ」も売ってるそうですので興味がある方はネット検索してくださいね。

「チリモンさがし」を楽しむために

  1. 道具をそろえると便利
  2. 中にはめずらしい生き物も
  3. 標本づくり

無選別の「ちりめんじゃこ」が手に入れば、あとは簡単です。お皿などに開けて、みんなで手分けして探しましょう。ピンセットや虫眼鏡があればより探し出しやすいです。探し出した「チリモン」は魚類、節足動物、軟体動物、その他などに仕分けしましょう。あらかじめ「チリモン」を並べる場所を準備しておくと後で写真に収めたりしやすいですよ。

「チリモン」に関してもっと知りたい方はこちら

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