お知らせ
2023.11.24

【海洋ゴミ】海洋ゴミ問題に対して何ができるのか

「海と日本PROJECT in 京都」ではこれまでもこれからも「海の豊かさ」である「海辺の素晴らしい景観」「海がもたらす美味しい海産物・加工品」「海とかかわる暮らし」「海でのレジャーやアクティビティ」などを紹介していく予定です。

ところで、われわれは、海が豊かであることを当たり前に考えていて、直接的にも間接的にも海からの恵みを受けて生活しています。一方で、生活していく過程で、海洋ゴミの増加、海洋汚染の拡大、海洋資源の減少を進めてしまっていることも事実なのです。たとえば、ペットボトルやレジ袋などが街で捨てられたり、置き忘れられたりすると、風に吹かれ雨に流され、やがては川などを通じて海にたどり着きます。その結果海が汚れ、海で生きる生物が死んでしまいます。海洋ゴミの7~8割は街から発生したものだとも言われています。

近年ニュースなどで耳にする機会が増えた「SDGs」。国際社会全体が取り組むべき「持続可能な開発目標」のことで、そのSDGsを構成する「世界を変えるための17の目標」の中にも「海の豊かさを守ろう」という目標が入っています。海の豊かさを守るためにいったいわれわれには何ができるのでしょうか?

ゴミを出さない増やさないことについて考えてみましょう。

ゴミをできるだけ出さない

  1. 自分の周りのゴミを把握する
  2. ゴミの代表格「ペットボトル」
  3. これからはマイバックや水筒を

まずは自分が出すゴミを把握することから始めます。把握するためには5Wで考えてみることがおすすめです。
 When(いつ) → ゴミをいつ出していますか?
 Where(どこで) → ゴミをどこで出ますか?
 Who(だれが) → ゴミはだれが出していますか?
 What(なにを) → そのゴミは何ですか?
 Why(なぜ) → なぜゴミとして処分するのですか?

これらを問うことによって、自分や家族の誰かがどのような状況でどんなゴミを出しているのかが把握できると思います。
さらにHow(どうして)やHow many(どれくらい)も問うことで、更に分析ができると思います。

自分のごみを把握することによって、考えや行動を変えてみましょう。

・外出ではゴミにならないものを持っていこう
・マイバックを携帯しよう
・無駄な包装は断ろう
・手入れや修理をしてもう少し使ってみよう
・買わずにレンタルで済まそう

これらを実践することでゴミの減量に成功です。

ルールを守ることが大切

  1. 京都市の分別用ごみ袋
  2. 決められたゴミを決められた日に
  3. カラスが荒らさないように

生ゴミ、プラスチックゴミ、紙ごみ、缶、ビンなど、ゴミをゼロにすることはとても難しいです。それ以外にもいらなくなったり、汚れたり、壊れたり、古くなったりした衣類や雑貨類、電化製品などがあります。

どうしても捨てなければならない場合や不用品を捨てる時にはルールを守って捨てましょう。リサイクルできるものを知ることも重要です。ゴミの中には資源ゴミと言われているものがあります。ペットボトル、アルミ缶、牛乳パック、古紙、段ボールなどまわりにはたくさんあります。

学校や職場、自分の住んでいる自治体にはそれぞれゴミ出しのルールがあるはずです。もう一度確認してみましょう。今までできていたことできていなかったことを振り返ってみましょう。京都市では、家庭ごみは有料指定袋制となっており、燃やすごみ(黄色半透明の袋)資源ごみ(無色透明の袋)となっていて、資源ごみは「缶・びん・ペットボトル」と「プラスチック製容器包装」とを別々の曜日に回収されることになっています。 

衣類や雑貨類、電化製品は捨てることを考えるのではなく、誰かが使うかもしれないと考えてみましょう。不要な人から必要な人へ、リユースができないかと考えることもひとつの方法です。フリーマーケット、ガレージセール、バザー、リサイクルショップの活用、インターネットでのフリマも盛んです。いろいろな機会を見つけて挑戦してはいかかでしょうか。

 

落ちているゴミを回収する。

  1. 各地で清掃活動は盛んです
  2. 気軽に参加できるボランティア活動
  3. 「スポGOMI」という競技にもなってます

個人で出すゴミは自分でコントロールすることができます。しかし、風で飛ばされたりカラスに荒らされたゴミや誰かが置き忘れたりポイ捨てしてしまったゴミは誰かが拾わないとやがて海洋ゴミになってしまいます。自分のごみでなくても、落ちているゴミを回収する習慣を!
・一日一つゴミを拾ってみる。
・休日に家の前を掃き掃除。
・各種ボランティアや自治会が実施する活動に参加してみる

自治会やボランティア団体など、各地で清掃活動は盛んにおこなわれています。清掃活動を競技にした「スポGOMI」というものもあります。

未来にきれいな海を残しましょう!!

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