網野エリアでは、夏は海水浴、冬は温泉やズワイガニが目当ての観光客で旅館や民宿が賑わいます。町並みでは「丹後ちりめん」が盛んだったころを思い出させるゆったりとした風情を楽しむことができます。
中でも浜詰区の「夕日ヶ浦」はその名のとおり、夕日の美しさがとりわけ有名です。日本海の水平線に沈む朱色の夕日を見ることなしに「夕日ヶ浦」の夏を語ることはできません。
府道665号(木津網野線)を進めば、海岸線は丹後半島の特徴である断崖で、それぞれの眺望スポットはどれも素晴らしい景観が楽しめます。
点在する観光スポットもたくさんあり、静神社や西浦福島神社では丹後の伝説や歴史を、子午線最北端の塔では天文学に想いを馳せることができます。
網野エリア①では、浜詰夕日ヶ浦(はまづめゆうひがうら)、八丁浜(はっちょうはま)、小浜(こばま)3カ所の海水浴場をご紹介します。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
西から8キロ続くロングビーチの東端に位置するのが浜詰夕日ヶ浦です。冬もカニで賑わう事から宿泊施設が多く、ビーチも更衣室・シャワー・トイレなどの施設や環境が充実しています。また、駐車場がたくさん用意されており、キャンプスペースやバーベキュースペースも広くて人気の海水浴場です。
ビーチに設置された大人気のビーチブランコ”ゆらぎ” や日よけ傘、夕日の路、”YUHIGAURA”モニュメントなどいわゆるインスタ映えを意識したスポットも充実しています。
青い海、広いビーチ、視界いっぱいに広がる水平線、海水の透明度は高く、砂浜もきれい。夕方は美しい夕日鑑賞、夜は花火OKで、どこの海水浴場へ行くか迷っているなら、この海水浴場を選べば間違いはないです。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
海岸線の道を東に進めば、八丁浜海岸脇の沿道に植えられたソテツが南国の雰囲気を漂わせています。
八丁の由来は砂浜の長さが文字通り8丁(町) 約872mであるからだそうです。
八丁浜海岸は海と親しむ都市公園が併設されていて、八丁浜シーサイドパークと呼ばれています。シーサイドパークと呼ぶだけあって、遊具や多目的スペース、サッカーフィールドなどが西側に設置されています。また、公園側の海沿いは石やタイルできれいに整備されています。
他の海水浴場に負けず劣らず、広く青い海が魅力的です。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
どちらかというとプライベートビーチのようにのんびりとできそうな海水浴場ですが、ビーチは小さいながらもゆったりと開放的な雰囲気を持っていて砂浜が広く、ビーチパラソルやサンシェードテントなどの設置は問題なくできます。遠浅できれいな青い海は他のビーチと同じです。
ビーチの東側からは琴引浜に遊歩道でつながっているので、海岸沿いの磯を眺めながらぶらぶら散歩してみるといった他にない楽しみ方できますよ。