伊根町の見どころは、暮らしと文化が一体となった伊根湾を取り囲む小さな漁村である舟屋群です。今では多くの観光客が訪れるといいますが、そんな伊根町にも海水浴場があります。しかし、地元の人たち以外の方たちが伊根町の海水浴場に行くことはあまりないのかもしれません。
のんびりした漁村を楽しむのと同時に海水浴にも挑戦してみるのはいかがですか?「この夏は伊根の海水浴場に行ってきたよ」なんて特別感があってとても素敵なことだと思います。さらに、伊根町にはウラシマ伝説もありますよ。
本庄浜(ほんじょうはま)と泊(とまり)2カ所の海水浴場をご紹介します。 ※泊海水浴場は2024年の開設はありません。
開設期間:令和6年7月13日(土)~令和6年8月18日(日)
伊根の海水浴場の情報はなかなか手に入れにくいものがあります。つまり穴場であることに間違いはないようです、いわば地元民のためのビーチなのでしょう。
写真を見てもわかるように美しい海岸です。入江になっていて波が穏やかな遠浅ビーチで、家族連れに向いています。もちろん駐車場、シャワー、更衣室など施設はありますのでご安心を。
そして同時に、ウラシマ伝説があります。日本最古といわれる浦島太郎(浦嶋子)伝説はこの伊根町の本庄地区に残っているのです。近くの浦嶋神社には浦島太郎が持ち帰ったといわれる玉手箱や浦嶋明神縁起絵巻が保管されています。物語の中で登場する「常世(とこよ)の浜」はこの本庄浜海水浴場といわれていますので、「浦島太郎はどこにいたのだろう?」と海水浴中はこの話で盛り上がることができそうですね。
残念ながら2024年は開設が中止されました。(7月4日発表)
2024年は海水浴場としての開設はありませんので、興味のある方は観光や釣りでどうぞ。
「泊海水浴場」の情報もあまり見ることはありません。地元民中心の穴場ビーチです。こちらも入江状のため波が穏やか遠浅でお子様に安心ですので、例年は家族連れで来られる方が多いといいます。また、周囲には洞窟や崖などが広がり、秘境感を楽しめます。両どなりの漁港では釣りのポイントもあって人気です。
伊根町に来たなら、ぜひとも見物したいのは舟屋群です。
伊根の暮らしと文化をはぐくんできた舟屋が伊根湾を取り囲み、今も舟屋を活用しながら住民が暮らしています。小さな漁村ですので静かにじっくりと楽しませてもらうことが伊根観光の極意です。今では宿屋や体験プランなどが充実していますので、ガイドさんや伊根湾巡りの遊覧船等など利用して楽しむことをお勧めします。