久美浜町は京丹後市の北西に位置し、兵庫県豊岡市と隣接しています。日本海沿いに広がる久美浜湾は、その美しい景色で知られるこの地域を代表的する観光スポットです。
久美浜湾は湾と呼ばれていますが、小天橋と呼ばれる延長約6kmの砂州によって日本海から隔てられた潟湖(せきこ)です。水戸口と呼ばれる狭い水路(幅50m、長さ300m)でのみ日本海とつながっていて、閉鎖性の高い水域で、穏やかでプランクトンが豊富なため、湾内ではカキの養殖が盛んに行われています。
久美浜エリアの海水浴場は、西から蒲井浜(かまいはま)、小天橋・葛野浜(しょうてんきょうかずらのはま)、箱石浜(はこいしはま)があります。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
京都では一番西にある海水浴場です。久美浜湾を右手に府道122号を進みます。ビーチにたどり着くまでは、少し山道を通ることになります。少し進むとやがて海が見えてきます。
ビーチとしてはそんなに大きくはありません。小高い山々に囲まれていて、海に面して小さな神社や鳥居などがあることから独特の雰囲気を醸し出しています。全体的にこぢんまりとした印象で、プライベートビーチ感を味わえます。
また、防波堤もあるので、釣り好きの人にも利用されています。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
久美浜湾をバックに小天橋を挟んで網野町まで東に8キロも続くロングビーチの西端に位置します。
西側が小天橋浜、東側が葛野浜で別々に広い駐車場があってビーチにマッチした眺望や休憩のための建屋などがあります。
右も左も視界一杯に海が広がるので、これぞ海というパノラマ写真が撮れますよ。遠浅で青い海、ビーチも広く開放的、岩場もあっていろいろな遊びができることから家族連れに大人気です。時季によりますがサーフィンに適した波が来るようです。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
ロングビーチの中間に位置する海水浴場です。丹後砂丘と呼ばれる丘を越えるとビーチが広がります。丘からの徐々に見えてくる海は一見の価値ありの景観です。砂丘地では明治時代に古代遺跡が発見され、そこは箱石浜遺跡(通称)と呼ばれています。古代人もこの景色を眺めていたのでしょうか?
遠浅の海面から飛び出た岩場がたくさんあり、海洋生物の観察や貝殻拾いなどにも適したビーチです。好奇心が強い人には向いているかもしれません。