丹後半島の東端、丹後町にある海水浴場の紹介です。
丹後半島は山陰海岸ジオパークとしては東に位置し、その中でも丹後町は最東端です。このエリアで海水浴場をはじめとする海岸線を巡っていると、リアス式海岸特有の地形に改めて興味をかき立てられます。その代表格は「立岩」や「屏風岩」なのですが、他にも有名無名にかかわらず景勝地としての見どころがたくさんあるのがこのエリアです。海水浴場の岩場や岩肌からもそれらをうかがい知ることができるので興味はつきません。
丹後エリア①では、砂方(すながた)海水浴場、立岩・後ヶ浜(たていわ・のちがはま)海水浴場、竹野(たかの)海水浴場をご紹介します。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月19日(月)
車道を抜けると正面にビーチが広がります。ビーチの手前の右手が駐車場、左手にシャワーや更衣室があります。
小さめのビーチは小高い丘の緑に囲まれ、プライベートビーチ感が漂います。岩場中心の澄んだ海が特徴です。
山陰海岸ジオパークたるゆえんの断層が波打ち際の身近なところに見られますので、岩肌をじかに触ったり写真を撮ったりとしっかりと観察ができます。地層好きな方や自由研究のお子様向けにお勧めですね。
ここも「鳴き砂」であると案内がありますので。試してみてください。
開設期間:2024年7月6日(土)~8月18日(日)
ブランドガニで有名な間人漁港の裏側から名勝「立岩」までかなり広い範囲の海水浴場です。「行者が岩」を挟んで後ヶ浜海岸と立岩海岸とに分かれます。いづれも少し赤みのある砂浜です。海水は透き通っています。
訪れた季節によって表情がちがうという「立岩」の海と空と岩のコントラスト。厳かな雰囲気を漂わせる間人皇后・聖徳太子母子像と後ろに立つ石柱はそれぞれ3.5m、1.5m、5.5mもあり圧倒されます。ここに来れば、どこか別世界に来たような錯覚を楽しめます。
開設期間:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
情報もあまりなく本当に穴場ですが、トイレ、シャワー、更衣室はありますのでご安心を。
もちろん、青く澄んだ丹後の海と白い砂浜です。坊波堤があって、釣りも楽しめます。このビーチを知っていると丹後ツウを語れそうです。
このビーチから東に進めば有名な屏風岩があります。