2024/9/20~2024/9/29は「秋の海ごみゼロウィーク」です。
海ゴミ問題に関心のある方は、ぜひともお近くで開催予定の清掃活動イベントに参加されることをお勧めします。参加することで、参加者同士で意見交換するなど自分とは違った考え方を知る機会となります。
なお、「秋の海ごみゼロウィーク」は開催期間ではなくて強化期間ですのでイベントは年間通して開催されています。自分に合ったイベントをゆっくりと見つけてください。イベントの中には「コスプレde海ごみゼロ大作戦」(2024/9/21開催)といったユニークな企画もあります。
また、仲間で30人以上集まることができれば、自分たち独自のイベントを企画して活動することもできます。申請すると「海ごみゼロオリジナルごみ袋」を配布してもらえますので本格的に活動できます。仲間と親睦を深めるためにカラオケや飲み会だけでなく清掃活動を企画してみるのもいいかもしれませんね。
参加するイベントが見つからないという方は、ソロ活動に挑戦してみるのはいかがですか。ソロ活動とは?たとえばこんなイメージです。
清掃場所を決めよう
海ごみの7~8割は街で発生したペットボトルやレジ袋が捨てられたり置き忘れられたものが風に吹かれ雨に流され川から海にたどり着いたといわれています。つまりは街全体どこでも活動可能です。あなたが決めたその場所が少しでもきれいになれば海がきれいになることにつながるのです。身近な場所がいいですね。
清掃道具の準備と動きやすい服装で
汚れたゴミや危険なゴミもありますので、直接触らないようにゴミばさみ、軍手、ゴミ袋を用意しましょう。
青いアイテムを身に着けて活動開始
イメージカラーの青のアイテムを身に着けることで気合を入れましょう。できる範囲でかまいませんよ。
集めたゴミを処分
少量なら、日常のゴミとして扱っても問題ないでしょう。大量のゴミや判断に困るようなものは速やかに自治体へ相談しましょう。
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無理をしない
危険な場所にあるゴミを無理して取りにいったり、荒天となった場合などは速やかに中止しましょう。暑さ寒さ対策もしてください。
今回は堀川遊歩道を選び「海ごみゼロ」ソロ活動を体験しました。
上流の方は、京都堀川ほたるプロジェクトがいつもきれいにされているので、比較的ゴミは少ないかもと考えながら清掃活動を始めてみると、結構いろいろなところにいろいろな種類のゴミが散らばっていることに気が付きました。ポットボトル、タバコの吸い殻、弁当の折、お菓子の包装材、アルミ缶、レジ袋、ビニール袋、ティッシュペーパーと多種多様です。やっぱりプラスチックごみが多いなという印象です。
一つ一つのゴミには、街ゴミになるまでのストーリーがあるのでしょうが、レジ袋にゴミをいっぱいにして捨ててあったり、わざわざ排水管に包装材を押し込んであるゴミを発見すると、明らかにマナーを欠いた人の仕業だとわかります。ポイ捨やマナー違反を防止するには、いつもきれいにしておくことなのかもしれませんね。
見えているのに取りにいけないゴミを見つけると悔しくて残念な気持ちになります。ポイ捨てや置き忘れのゴミが風や雨で流されてしまったのでしょう。
ゴミについていろいろなことを考えながら30分ほど歩くと、集めたゴミは10リットルのゴミ袋いっぱいになりました。
「海ごみゼロ」ソロ活動を通じて「海ごみゼロ」を目指すには、ひとりひとりの心掛けがいかに大切なことなのか身をもって学びました。「一日ひとつゴミ拾い」を心掛けることでも十分「海ごみゼロ」ソロ活動だと思います。「海ごみゼロ」が浸透していくことを切に願います。
未来にきれいな海を残しましょう!!
今回「海ゴミゼロ」ソロ活動として選んだ場所の紹介です。
堀川遊歩道
京都市の主要な南北の大通りの一つである堀川通りに整備されている遊歩道(遊歩道があるのは元誓願寺通から押小路まで)で清流が流れ、ところどころにベンチが設置されていて、親水公園としての機能と災害時の消防水利としての活用も兼ね備えています。
この遊歩道を北から南に向けて歩いていくと、京都堀川ほたるプロジェクトが守る清流に生育する蛍(6月上旬ころ)、伝説の「一条戻り橋」、1873年に架けられたという石造真円アーチ橋の堀川第一橋(中立売橋)、市電の遺構、二条城築城に伴って築かれた石垣や石垣に現存する諸藩の刻印が見られます。
全長約1500mで20~25分ほどで歩ける歩行者専用の遊歩道です。ウォーキングやランニング、犬の散歩などで地元の人々に親しまれています。