猛烈な暑さが続いています。体を冷やすため、冷たいの飲み物や食べ物ばかりを求めてしまいがちですが、涼を求めて「ひんやりスポット」を訪れてみるのはいかがでしょうか。
「ひんやりスポット」として紹介するのは、京都府内で唯一、日本の滝100選に選出されている滝「金引の滝」です。
猛暑から逃れて、流れる水と緑に囲まれた「ひんやりスポット」で優雅なひと時をお過ごしください。
日本の滝100選の一つ「金引の滝」は高さ約40メートル、幅約20メートルで、一年中豊かな水量を誇る美しい滝です。
水は左右に流れて落ち、右側は「男滝」、左側は「女滝」と呼ばれています。また、下流には「白龍」、「臥龍」の滝がありそれらとともに「金引の滝」と総称されています。
緑豊かな木々に囲まれ、岩肌を水流が勢いよく伝って流れ落ち、やがては大手川に合流し宮津湾にそそがれていきます。水の音や木漏れ日など自然が作った豊かな空間を思う存分お楽しみください
場所は、天橋立から3.33㎞と近く、天橋立観光の途中で立ち寄ることも可能です。水と緑を求める多くの人々に親しまれる憩いの場所となっていて、特に夏場は、涼を求めてたくさんの方が訪れるといいます。ぜひ水の恵みを肌で体験していただきたいと思います。
滝に行くのは涼を求めるだけではありません。
特に冬場では滝行という日本の伝統的な修行を体験することもできます。
滝行とは、寒い中、滝の激しい水流を体に受けることで身を清め、精神を統一する修行です。
この「金引きの滝」でも10月から4月には滝行体験を実施しているそうです。
自然と向き合い、自分自身とも向き合うことで心身ともにリフレッシュして、後の達成感に満たされた自分を体験してみてください。