今年の7月は史上最も暑い月であったと発表があり、国連事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警鐘を鳴らしていました。
お盆も終わり、こよみの上では秋のはじまりとされる「立秋」が過ぎて、二十四節気では「処暑」(8/23)となります。文字通り、暑さが和らぎ始める頃ですが、これから先まだまだ猛暑が続くようですね。ただ、日は次第に短くなっています。空を見上げるとイワシ雲や夕焼けが見られることもあり、秋の虫の声も聞こえ始めるなど少し秋の気配も感じるようになりました。
さて、日本の秋といえばなんといっても「食欲の秋」ですね。イネや果物などが収穫時期を迎えるので「実りの秋」とも言われています。
京都の海がある丹後地方もこれから本格的な「実りの秋」を迎えます。まだまだ暑い日常は変わりませんが、ちょっと先取り「秋の実り」。美味しい季節の準備をどうぞ。
豊かな山・里の恵みは海へと繋がっています。
京都の海が美しく豊かなのは 山や里の管理がなされている証拠。
海を考えながら秋の恵みを頂きましょう。
(台風第7号に伴う災害により、被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。)
「秋の実り」の代表格は「お米」です。稲穂が垂れ黄金色に染まる田んぼを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。お米の産地としても有名な京丹後地方。山や谷が多く、空気が澄み、昼夜の温度差が大きく降雨量も多い地域です。海の近くに広がる棚田も有名です。
そして、肥えた土と山々から流れ出た冷たくきれいな水で栽培された「丹後コシヒカリ」が知られています。丹後産コシヒカリは、(財)日本穀物検定協会が実施する全国食味ランキングで、最高評価の「特A」を通算で12回獲得しており、西日本では、最多記録を更新中です。
丹後の生産者の皆さんが丹精込めて育てた「丹後コシヒカリ」は、ツヤ、粘り、甘みが強いのが特徴と言います。この秋、新米が届くのをお楽しみにどうぞ。
そしてもうひとつ「秋の実り」として外せないのが「フルーツ」です。
京丹後は果物の栽培にも適した気候を持ち、果物の産地としても知られていてます。とっても甘くて美味しい、メロン、桃、ぶどう、イチゴ、梨、みかん、スイカなど季節の果物が収穫され地元の直売所で販売されています。京丹後を訪れる方々の「お土産」としても重宝されているのが地元産フルーツです。
ぶどう、梨、みかんが、これからの「実りの秋」では代表的なフルーツです。ぶどう狩り、梨狩りも盛んにおこなわれていますので行ってみてはいかがですか。
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