お知らせ
2022.12.10

【京都のカニ漁解禁】ズワイガニあれこれ

ズワイガニ漁が解禁日されて1ヶ月ほど、今年は豊漁という知らせもあります。
各地の水揚げニュースを見ていると、やっぱり「カニ」食べたくなりますよね。といっても、京都ブランドガニ(間人ガニ、舞鶴かになど)は、高級すぎてなかなか手が出ません。
それでも、カニを食べる機会はあると思います。これから年末年始にかけて親戚で集まった時や、スーパーの特売などでたまたま手に入ることもありますよね。
そこで、カニを食べる時には絶対知っておきたい基礎知識をご紹介します。いつでもカニを堪能できるよう、カニのさばき方も覚えておきましょう。

さばく前のポイント

  1. お腹を上にして保管が基本

・カニの保管
買ってきたカニを保管する時は、お腹を上にして保管しましょう。甲羅が上のままだと、かに味噌が流れて足の肉身に混ざってしまうのだそうです。おいしく召し上がるにはお腹を上に。

・凍っているカニは、解凍してから。
冷凍ものは、生の状態で冷凍されたものとボイル後冷凍されてものがあります。早く食べたい気持ちを抑えて、ゆっくりと解凍することが美味しく食べる秘訣です。

・凍ったままは調理しない
凍ったまま鍋に入れると、身がうまくはがれなかったり、うまみが逃げてしまうそうです。

・再冷凍は厳禁
通販などで買うカニは、専用機で冷凍されていて、解凍後一番おいしい状態となるように工夫されています。再冷凍してしまうとせっかくのうまみや食感が失われてしまいます。食べきれそうにない場合は、食べる分だけ解凍することをおすすめします。

さばき方①

  1. ①カニの「ふんどし」を外す
  2. ②あしを付け根から外す
  3. ③あしをそれぞれハサミで

用意するものは料理ばさみとカニ身をかき出すカニスプーン(フォーク)です。

①甲羅を裏返してお腹にある「ふんどし」を外します。少し身も一緒についてきますが捨てないで
②あしの付け根を外しましょう。手でも外せますよ。カニみそなどがついていたらあとで甲羅に戻しましょう
シイタケのような「ガニ」と呼ばれている部位(カニのエラ)は取り除きましょう
③あしをそれぞれはさみで切っていきます

 

さばき方②

  1. ④ハサミで切り込みを入れる
  2. ⑤すっと抜けます
  3. ⑥切り込みを入れてからかき出す

④あしやつめの身が一番詰まったところは端の方にハサミで切り込み込みを入れます
⑤簡単にするっと抜けます
⑥身が引っ付いていて
うまく抜けない場合は、それぞれに切り込みをいれてから、カニスプーンでかき出します

 

さばき方③

  1. ⑦身をかきだしやすいようにハサミで切る
  2. ⑧甲羅に集めて盛り付け

⑦胴体は身をかき出しやすくなるよう繊維に添ってハサミを入れます
⑧甲羅のカニみそと一緒に盛り付ければおいしくいただけます
他にもいろいろなやり方があります、自分なりの食べ方を見つけるのもカニの楽しみの一つです。

 

 

 

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