11月1日は、日本初の洋式灯台である「観音埼(かんのんさき)灯台」(神奈川県横須賀市)の起工日である1868年(明治元年)11月1日(新暦)にちなんで、「灯台記念日」と制定されています。
「灯台記念日」に併せて各地の灯台でも記念行事や一般公開が予定されています。
京都の海エリアにある経ヶ岬灯台でも行事がありますのでご紹介します。
※写真は2023年経ケ岬灯台一般公開
10月19日(土)9:00~10:30
第15回「経ケ岬灯台」遊歩道整備プロジェクト
一般公開に合わせて、駐車場から経ヶ岬灯台まで津木菟遊歩道の整備
10月26日(土)10:00~15:00
「経ケ岬灯台一般公開」
灯台の内部を見学できる機会はなかなかありませんので、この機会にお見逃しなく
場所:経ケ岬灯台
主催:舞鶴海上保安部
11月1日~8日 8:30~17:15
「海と灯台ステーション」でご当地灯台缶バッジをプレゼント!
海と灯台ウィーク(11月1日~8日)期間終了後も、なくなるまで配布されます。
場所:京丹後市 丹後庁舎
住所 京都府京丹後市丹後町間人1780
TEL 0772-69-0450(観光振興課)
経ヶ岬灯台は京都府丹後半島で最北端に位置する経ヶ岬(きょうがみさき)の海抜140メートルに建つ白亜の灯台で、明治時代から今も現役として使われている灯台です。明治時代建設の石造の灯台であることで歴史的価値が高く、2022年10月には国の重要文化財に指定されました。
全国に5つしかない最高級レンズを使用、光源に250Wのメタルハライドランプが使用され約55km先まで光を届け、若狭湾を行き交う船舶の安全を守ります。日没や日の出の明暗を察知するセンサーにより自動的に点灯し回転・消灯し停止を繰り返し稼働しています。また、船舶気象通報システムとして、風向、風速、気圧等の気象を自動観測して、海で働く人々に情報を知らせる役割も担っています。
経ヶ岬周辺の海岸線は崖と海がもたらす自然の風景が格別で、天候によっては神秘的な風景に出会えます。ぜひ経ヶ岬灯台で奇跡の一枚を!!