開催中の「海の京都 旬の食材フェア」続いてのご紹介は農産物。
冬野菜は体を温める効果があり、旬のものは旬の時期に食べると体調を整えることに役に立つといわれます。また、冬野菜は凍らないように細胞に糖をためるため甘くておいしくのだそうです。
みず菜、小豆、えびいも、にんじん、九条ネギなどご紹介します。
この冬は甘みを増した旬の冬野菜をぜひともご堪能ください。開催期間は2024年2月29日までです。
京みず菜
葉に深い切れ込みがあるのが特徴のみず菜。丹後のみず菜は、葉柄が繊細で細く白く、葉の緑とのコントラストがとても美しい野菜です。最近では、小株のうちに早取りされた小袋みず菜が人気です。軟らかく、かつシャキシャキとした歯ざわりの「京みず菜」は、鍋ものはもちろん、サラダ感覚で一年を通して味わえる京野菜のひとつです。
大納言小豆
粒が大きくて色つやがよく、独特の香りがある「大納 言小豆」。粒が揃い、煮炊きしても型くずれしにくいので、粒あんの原料として最適です。京菓子など、一粒一粒を大切にする高級菓子作りにはなくてはならない存在です。
えびいも
「えびいも」は里芋の一種で、品種ではなく栽培方法の違いにより作り出されるものです。安永年間 (1772~81年)に長崎から持ち帰った里芋の種を 土入れをして育てているうち、皮に縞がある大きなえびのような形をした芋が採れるようになり、「えび いも」と名付けられたとか。 肉質が緻密で煮込んでも形が崩れず、最高のうま味があります。
入荷状況により提供できない場合がございます。 各店に事前にお問い合わせのうえ、ご来店ください。
金時にんじん
「京にんじん」ともいわれ、京料理に欠かせない彩りとして古くから用いられています。特に京都で栽培 された「金時にんじん」は、軟らかくて芯まで真っ赤であることが特徴とされてきました。 金時にんじんの紅は、リコピンを多く含み、ガンを予防する効果があるといわれています。最近では、「にんじん葉」 が流通し、ファンを集めています。
葉の内部のぬめりが、ネギ本来の甘味と軟らかさにつながる「九条ねぎ」。 日本の葉ねぎ(青葱)の代表品種であり、古くから、京都市南区の九条辺りで栽培されていたので、この名前が付きました。緑の葉には、カロテンやビタミンBを多く含みます。鍋物、すきやき、ぬたや和え物など様々な料理で食べていただきたい京野菜です。
このほか、聖護院かぶ 聖護院だいこん 黒大豆も対象食材です。
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