【京丹後】【花火】千日会観光祭　2019年8月9日(金) | 海と日本PROJECT in 京都

「関西花の寺25カ所霊場会」の第七番札である如意寺は、年間約10万人の参拝者で賑わい、四季折々の花が楽しめるお寺としてだけでなく「海の見える寺」としても知られています。豊かな自然に囲まれ、すぐ前には久美浜湾が広がる景勝地にあり、晴れやかな気分でお参りすることができます。
毎年８月９日の本尊会「千日会（せんにちえ）」に開催されるのが、この千日会観光祭。町をあげてのにぎやかな夏祭となります。「千日会」は、観音信仰に由来する仏教行事で、この日お参りすると千日間参詣したのと同等のご利益があるとされ、今も全国で見られる仏教行事の一つ。千日会護摩祈願、法要、大文字焼きに加え、仁王門の前に広がる久見浜湾上では花火や灯籠流しも行われます。

千日会の夜、久美浜公園国体道路には露店が所狭しと並びます。日が暮れると、寺のある久美浜の市街地と内湾をへだてて向かい合う兜山(かぶとやま)の中腹に大文字を点火。空には約1700発の打ち上げ花火が上がり、内湾に浮かべる数千の灯籠が久美浜湾を幽玄の世界に変えます。特にこの灯籠流しは、代官時代の“水天流し”に元を発する歴史ある催しでもあります。祈念灯籠の受付は17:00、花火は19:30からとなります。

1年に1度、久美浜町でおこなわれる幽玄の炎の祭典をぜひご堪能ください。

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