イベント
2019.07.15

【宮津】天橋立 文殊堂出船祭 7月24日(水)

毎年7月24日に宮津市の智恩寺で行われる「文殊堂出船祭(もんじゅどうでふねまつり)」。

智恩寺に残る伝説「九世戸縁起」を再現したイベントで、松明が灯された海上舞台の上で太鼓に合わせて金銀2頭の龍が舞い、クライマックスには打上げ花火もあがります。

九世戸縁起の伝説

  1. 文殊菩薩が龍を説法し改心させている様子
  2. 海上舞台の上で金銀2頭の龍が舞います

智恩寺に残る伝説「九世戸縁起」には、日本神話に登場する多くの神々の生みの親である「いざなぎのみこと」と「いざなみのみこと」が登場します。

太古の昔、「いざなぎのみこと」「いざなみのみこと」という神様が、日本列島、そして天橋立をお造りになりました。この神様が出来上がった地上をご覧になりますと、悪い龍が大暴れしていて人々が住む事ができません。困った神様たちは、毎日相談されました。やがて、いざなぎのみことの申されますには、「中国の五台山におられる文殊菩薩は智恵第一の仏様で、昔から龍神の導師である。悪龍もきっと改心するであろう」と。そこで神様たちは、五台山から日本海の荒海を越えて、文殊菩薩をお迎えされたのであります。文殊菩薩は千年の間、この地でやさしく慈悲の心をもって説法をされました。龍はあつまって教えを聞き、すっかり感心して今後は仏法を信じ、人々を護る神々になると誓いました。

これが九世戸縁起の伝説です。

荘厳で幻想的な海上絵巻を鑑賞しながら、日本の神話に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

ところで智恩寺は…

  1. 日本三文殊の一つとされる智恩寺
  2. お参り後はぜひ智恵の餅を食べてみてください

この伝説が残る智恩寺は、みなさんもよく知っているあのことわざ「三人寄れば文殊の知恵」知られる文殊菩薩(もんじゅぼさつ)様をおまつりされているお寺で、奈良の安倍文珠院、山形の大聖寺と共に日本三文殊の一つとされています。 お寺の山門前に並ぶ四軒の茶屋では、智恵授かりの縁起物として、昔から「智恵の餅」を販売されており、 今でも天橋立の名物として人気があります。 智恩寺にお参りの際はぜひ智恵の餅も食べてみてくださいね!

 

イベントの詳細はこちら。

イベント詳細

イベント名天橋立 文殊堂出船祭
日程2019年7月24日(水)
場所天橋立智恩寺近辺
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

参加者募集! 京都サンガF.C.地域連携クリーンアップ
イベント
2022.09.29

参加者募集! 京都サンガF.C.地域連携クリーンアップ

【開催日変更】スポGOMI甲子園2022 京都大会 出場チーム募集!
イベント
2022.09.14

【開催日変更】スポGOMI甲子園2022 京都大会 出場チーム募集!

ページ内トップへ